年末年始は映画で国際支援!
こんにちは。途上国の子どものための村づくりを進める国際NGOプラン・ジャパンの久保田です。さて、もうすぐ冬休み。そこで今日は、プランの活動や国際支援を身近に感じていただける映画をご紹介させてください。
<アバウト・シュミット>(2002年アメリカ)
まずは、ジャック・ニコルソンがプランの支援者を演じてアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。
ニコルソン演じるシュミット氏は長年勤めた保険会社を定年退職しますが、かつての部下や妻には煙たがられ、不機嫌に時間を持て余す毎日。
そんななか、プランのテレビCMに目をとめます(アメリカにもプランの事務所があり、日本では考えられませんがテレビCMで支援者を募集しているんですね)。
さっそくプランの支援者になった彼は、アフリカはジンバブエの男の子と手紙のやりとりを始めます。
アフリカの貧しく幼い男の子に、妻や娘の婚約者への愚痴を書きまくる姿が可笑しくも哀れ。
ラストシーンでこの少年からシュミット氏が受け取る二人のささやかなつながりの証(それが何かはここでは秘密です)は、プランの支援者だけの特典です。
これは映画公開にあわせてプランが製作したポスター。
「フォスター・ペアレント」という支援者の名称は、今では「スポンサー」になっています
<ミリオンズ>(2003年イギリス)
そして、ダニー・ボイル監督によるこちらは、ひょんなことから大金を手にした幼い兄弟のお話。
その大金を兄がゲームなどに浪費する一方、弟のダミアンは貧しい人々に届けようと奮闘します。
ところが、ダミアンの周囲には貧しい人々はなかなか見当たらず、ある慈善団体に寄附しますがせっかくの善意のお金も団体が使う家電などの購入に充てられてしまう始末。
本当に必要としている人々にお金を届けて有効に使ってもらうことの難しさを知るわけです。
そんな彼が札束を寄附する募金箱には、プランのロゴがデーンと貼られて登場します。
アフリカの農村で井戸から沸き出でる水に、地元の人々とダミアンが喜びを分かち合うラストシーンがさわやか。
ミリオンズ スペシャル・エディション 4,935円(税込) 発売:アスミック
<ホテル・ルワンダ>(2004年カナダ・イギリス・イタリア・南アフリカ)
この作品はたった100日で100万人が命を奪われた、1994年のルワンダ大虐殺を題材としています。
ホテルに人々を匿っている主人公の支配人が、虐殺の模様を取材した外国のテレビ局記者に、自分たちの危機を国際社会に知らしめてくれたことへの感謝の言葉を述べるシーンがありますが、相手はこう答えます。
「これで助けがくると思うのですか? 皆はこの映像を観て “ああ、なんて恐ろしい”と言って、食事を続けるだけですよ」。
5歳のお誕生日まで生きられない子どもが1,000人中203人、適切な衛生施設を利用できる人は人口の41%(出典:ユニセフ子供白書2006)。
虐殺から10年以上たった今、ルワンダには虐殺という非常事態とはまた違った慢性的で不安定な問題が山積しています。
そして今年、プランはルワンダでの活動を始めることにしました。
国際社会が「食事を続ける」だけの人々ばかりではないことを示す機会だと思います。
コミカルなものあり、シリアスで重たいものもあり。大掃除の終わったあとやお正月のお時間のあるときに、ぜひ!
