エクアドルの老人は今……
こんにちは!
途上国の子どものための村づくりを進める国際NGOプラン・ジャパンの久保田です。
さて、もうすぐ敬老の日。
そこで、私が昨年訪れた南米はエクアドルのご老人方の様子をお届けします。

こちらは、年に一度の「健康フェア」というものが、街の教会前の広場で行われたときの写真です。
ぷっくりかわいい赤ちゃんを、大切そうに抱えているこの老夫婦。
孫娘に予防接種を受けさせようと、街に出てきたインディヘナ(先住民)の人々です。
エクアドルでは今、スペインやUSAへの出稼ぎが大ブーム。
農村部で労働可能な年齢の人々は、わずかな家畜や土地を売って、こぞって旅立っているそう。
家族への月々の仕送りをしつつ、斡旋業者への手数料を返済するためには2~3年かかると聞きました。
さて、この赤ちゃんの両親も恐らくは出稼ぎ組。
その間、この宝物をしっかり守っているのがこのおじいちゃん、おばあちゃんです。
「この子がかわゆくて仕方がない」ってのが、私にも伝わってきました。
決して裕福ではない家庭ゆえ、おじいちゃん、おばあちゃんともわずかな待ち時間にも、立ったままパナマ帽を作る内職に勤しんでいました。
余生は海外旅行にゴルフに……なんて、言っている場合ではありません。
エクアドルのお年寄りは、かなりの確立で育児と収入増加におわれています。

さて、こちらも同じく「健康フェア」での一枚。
エクアドルの山中なんて、当然、道路は未舗装。
砂埃の舞い上がり方は、半端じゃありません。
私もフィールドからホテルに帰ったあと鼻をかんで、今日一日でどれだけの砂を吸い込んだかを確認するのが日課でした(キタナイ話ですみません)。
これは、眼にも悪影響を及ぼすんですね。
現地のお年寄りの中には、眼を患う人がたくさん。
眼科検診には、近隣の山中からはるばる街に出てきたと思われる、インディヘナのお年寄りが列をなしていて、眼全体が白濁したようになっているおばあちゃんを大勢見ました。
日本のお年よりの間でも眼の病気は多いようで、年齢とともにいかんともしがたいものなのでしょうが、もう少し日ごろからケアできるといいのに……。
プランは、無料で医療サービスを住民に提供する、この健康フェアをサポートしているわけです。
しっかし格差があるとはいえ、日本のお年よりは幸せですよね。
医療だって充実しているし、敬老の日には町内会から饅頭やらカステラやらもらえたり、自治体からは敬老金もらえたり……。
そこで、こちらは日本のシルバーのお話。
プラン・ジャパンの事務所には、シルバー世代のボランティア・スタッフが大勢います。
英語が堪能な方が多く、中には今までに数千通のお手紙(日本人の支援者と、途上国の子どもの間で交わされる)を翻訳した!というベテランも。
私たちの活動の縁の下の力持ちです。
ところで敬老の日を英語で何と言うのだろう?と調べたら、
Respect-for-Senior-Citizens Dayでした。
日本とエクアドル。
お年寄りの状況は違えど、この言葉は世界共通であってほしいですね。
