女性の輪
こんにちは、国連UNHCR協会広報担当の奥村亜紀です。
実は、難民・避難民の約8割は女性と子どもといわれています。
夫が兵士として連れて行かれたり、殺害されたりした女性は、
家長として、子どもたちを養い、守っていかなければいけません。
女性たちは、戦渦から逃れてくるときも、難民キャンプで生活しているときも、
ふるさとに帰ってからも、大切な役割を担っているのです。

そんな難民女性たちとともに問題をわかちあうため、
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)では多くの女性たちが活躍しています。
◎UNHCR親善大使アンジェリーナ・ジョリーさん
アンジェリーナ・ジョリーさんは、2001年にUNHCRへの支援をはじめてから、
20あまりの国や地域を訪問しています。
これまでに訪問したのは、シオラレオネ、タンザニア、コートジボワール、
パキスタン、カンボジア、タイ、エクアドル、ケニア、ナミビア、コソボ、
スリランカ、ロシア連邦、ヨルダン、エジプト、チャド、
スーダンのダルフール地方、レバノン、アフガニスタンなどなど。
今年7月23日には、3度目となるイラク訪問を果たし、
不安定な避難生活を強いられている国内避難民の人々と面会しました。
イラクの状況は困難ですが、「改善が見られる今こそ、
暮らしの再建のために多くのサポートを必要としている」と、
イラクの人々が元の生活を取り戻す機会であると、
アンジェリーナ・ジョリーさんは話しました。
イラクには約160万人の国内避難民がいるとUNHCRは推定しています。
2008年中ごろからは治安の回復が見られ、約30万人が帰還を果たしています。
しかし、依然として何十万ものイラク難民が主にシリアやヨルダンと
いった周辺国での避難生活を余儀なくされています。

◎高嶋由美子UNHCR職員
高嶋由美子上級フィールド調整官は、1999年からUNHCR職員として、
スーダン、タイ、ミャンマー、アフガニスタン、ケニア、ウガンダに赴任。
現在は2009年1月にイランの首都テヘランにあるUNHCR事務所で勤務されています。
過酷な状況の中でも常に底抜けに明るい笑顔で地元の人々と交流する
高嶋由美子上級フィールド調整官はとても素敵な女性です!
今年の7月、日本に一時帰国していた高嶋由美子上級フィールド調整官に、
イランでの活動について聞く機会がありました。
アフガニスタンとイラク両国の難民を受け入れるイランの様子について、
WEBサイトでご紹介しています。ぜひご一読ください!
高嶋上級フィールド調整官は、各分野で活躍する若者を対象とした
(社)青年会議所主催「人間力大賞2009」にて、UNHCRでの活動を
称えられ、NHK会長奨励賞を受賞しました。
◎日本の女性たち
6月12日に開催された「第1回エコール・ド・25ansチャリティー・セミナー」で、
国連UNHCR協会事務局長根本かおるが講師を務めました。
暮らしを楽しみつつ、国際社会の抱える問題にも目を向けるしなやかな女性が集い、
難民問題について話し合う素敵な会になりました。
読者のみなさま、編集部のみなさまどうもありがとうございました。
7月28日発売の「25ans」(アシェット婦人画報社)で、
このチャリティー・セミナーおよび6月20日に行われた
「世界難民の日」記念シンポジウムの模様が紹介されています。
-------
国連UNHCR協会では「NO HOME YES HOPE」をスローガンに
キャンペーンサイトを公開しています。
難民問題や「世界難民の日」について分かりやすく説明すると共に、
難民ひとりひとりの生の声や動画、各界からのコメントなど、
普段は遠い問題と思いがちな難民問題をより身近なものとするコンテンツを掲載しています。
ぜひご覧ください!
さらに、ひとりひとりが思い思いの「HOPE」をトラックバックで繋ぐことで、
ブロガーみんな、そして難民の人たちがひとつになれる、そんなブログパーツも公開しています。
是非、キャンペーンに参加してください!
